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昨日ふれていたフランケン・ふらん第一巻買えました。
割と悪趣味というか、
のどかな公園のベンチに座ってタコヤキ食いながら読む漫画じゃなかったです。******
フランケンシュタインを萌え化したような美少女ふらんちゃんが
人間をさばいたりくっつけたりする漫画 です。
ええぐろいですよREDですからええ。
******
第一話からして悪趣味でした。
どういう話かというと、
自分に受け継がれるはずの遺産が息子に渡るのがいやになった社長が
交通事故に見せかけて息子を殺すんですが
社会的体裁を考えて「とりあえず、廃人でもいいから息子が生きてるほうが都合がいいよな」
と考えて息子蘇生のプランを主人公、ふらんちゃんに依頼したら
いきなり自分が手術されちゃって、結果どうなったかというと
自分の後頭部に息子の頭部を接着されるという
「両面とも顔」っていうジョジョのヌケサク状態にされちゃって、
しかもふらんちゃんには「息子が愛しい生き返らせてくれ」っていう体裁で依頼しちゃってるもんだから
ふらんちゃん的には「これでずっと親子一緒。ステキでしょ!」っていう
「私っていいことしたなー」的ムードなんだからもう
手に負えないっていう話。もちろんこれでジエンド。
******
この話のラストのふらんちゃんの台詞が
タコヤキ食うのも忘れるほど私を呆気にさせたので引用します。
息子さんの脳とお父さんの脳をサーキットでつないだのよ
もちろん息子さんの脳は死んでるけどお父さんは何を考えるにも
一度息子さんの脳を経由するわけ
息子さんの情報を拾いながら考えるわけだから
いつも一緒に居るように感じるのよ
栄養はお父さんの脳からまかなう
お父さんが一人二役を演じることになるけど一体感は味わえるハズよ
首の間接を270゜まで回るようにしといたから
お父さんの人格のときはお父さん
息子さんの人格のときは息子さんの顔が正面に来る
これぞ資源を有効に利用した人体再生法!!

サーキットするな あと270゜回すな
とかいろいろ言いたいことはあったんですが言うだけ無駄ですからしません。
******
このようにふらんちゃんは依頼人の言うことをそのまま改造手術で実現しちゃいます。
そして後のことは「本人が望んだことだからいいじゃない」でおわるんです。
どれだけのバッドエンドを迎えようがです。
恐るべき単純さであり無邪気さであり無慈悲振りだとおもいませんか。
絵のかわいさがますます悪趣味というか意図的過ぎる嫌がらせだと思います。
そういうわけで読んでみましょうよ皆さん
個人的お勧めは女の子が芋虫にされる話で、これはインパクトが強すぎたので
あえてネタバレしません。
それにしてもREDってどうしてこんな作品ばっかりなんですかね?
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オーマイガッオーマイガッ試合が終わった後のほうがグロいだなんてッ
クオ・バディス・ドミネ(山口貴由よ、いずこへ行き給うや)!
******
今月の話はつまるところ
あの時代の医術で左腕を失った藤木をどう治療したのかという話です。
ええ、もちろん麻酔はないんですね。
気になる人はRED十回の刑よ。しかも素っ裸で。
玉無しの牛鬼が追いかけてくる~って叫びながら十回!
******
以下、今月号の気づき。

  • オペシーンがやたら詳細。消毒薬の酒はアラキ酒というらしい。

  • アラキ酒というネーミングが誰かを強く連想させるが、別に黄金の精神に目覚めたりスタンドが発現したり語尾に「~世界」がつくわけでない。
  • 山口的な言語感覚でいうと脳みそはうどん玉で○液は粥である。なぜ、飯に例えたがる?
  • 伊良子はヤバくなると庭に飛んで逃げるという癖がある。
  • 牛股始まりすぎ。
  • アレがない以上金的攻撃は通じないなら、死んでる以上今の牛股は殺せないという可能性もある。ならばどうするか。
  • おそらく虎眼剣士には間違いなく虎眼脳がある。あるとしか思えない。大脳小脳ときて虎眼脳。
  • つまりアンデッド牛股を殺すには虎眼脳をつぶすしかない。(多分)
  • と思ってたら伊良子が蹴ったのは×××のほうだった。烈海王に匹敵する足拳。
  • 新キャラ、美童・蛍(ほと)の市登場。こいつには間違いなく異能力がある。
  • 腕がない足がない毛がない玉がない指が多いときて今度は歯がないときた。期待しないほうがおかしい。


******
ぶっちゃけ、これまでの全話と比較しても今月のシグルイのグロさ痛さはキツすぎます。
ただのグロ漫画ならいいんですけど、戦いたがってる上の負傷なり痛さなりなので
(まあそれでも異常な描写ですけど)
読み手としてはかわすことができません。
読んだ後少々鬱ったのも事実です。
気休めにパラパラページをめくって他の作品を読もうとしたら
それがフランケンふらんだったりするので実に気休めにならない。
らきすたでも見ながら己を慰める。
******
前述のフランケンふらんですが、扉絵によると単行本が発売されたらしい。
何かの縁だと思って探してみると置いてない!
入荷すらしてねえ!遠出して探します。

今月のHellsingを読んで思ったんですが、
漫画のペースというのはこの程度でちょうどいいんじゃないかと。
つまり毎週毎週漫画読みたいという願望がむしろ異常で、
一ヶ月に8ページくらいでいいんじゃないかと思い始めたんですよ。
週刊誌のほうが漫画家を酷使しすぎというかですね。
たとえば富樫氏にしたってどうして辞めさせられないのかとか
あっち側の事情ですしこっちが心配することじゃないですよ。
むしろ毎週漫画読まないとだめだっていうのは
漫画に対する甘えというかすがりすぎだと思うんですよ。
漫画一本読めないくらい、大量に跋扈する他の娯楽を楽しめばいいんです。
そこで目くじら立てるよりは自分のことがんばったほうがいいと思いますし。
******
で、Hellsingですが
この漫画ってノリで描いてるように見えて
実は今までの設定がちゃんと活きてるところがすごいなと。
これはヒラコー自身計算したのか偶然なのかわかりませんが。
ネタバレになりますが
シュレディンガー准尉はもう復活しないでしょう。
私は名作の条件の一つに「キャラクターを使い切る」があると思ってますが
Hellsingもそうなりそうな予感がしています。
******
OVA4巻のネタも載っていて嬉しかったです。
はやくみたいなあ4巻。
リップたん萌えっていうか
マスケット銃自体好きです。
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