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森先生は自身の実体験の中から漫画を描いていくタイプの作家です。

『ホーリーランド』は森先生自身が荒れていた時代の、喧嘩に明け暮れていた時代の経験がモロに投入されていた作品ですよね。

単に喧嘩のテクニックのみならず「不安を忘れるために駅のホームのタイルの数を数えた」とか、「あることがきっかけで数年間スランプに陥った」とか、そういう物凄く具体的で陰鬱な人生体験。

『ホーリーランド』終盤が若干だれたのは森先生にとって描くべき体験――少なくとも路上喧嘩に関しては――の底がつき、エンターテイメントであることを強いられたからでしょう。

あの終盤で、単純娯楽とか少年漫画的なバトル要素って言うのは森先生にとって不得手の領域じゃないかなって思うようになった。
少なくとも、ヤムチャみたいに古参キャラをダシにしてニューカマーの噛ませにして強い敵をどんどん出して主人公が勝ちまくって…っていう発想はないんだと。
だってキングが作中最強だって実感、全然ないでしょ?

それだけに新作がバトル要素のない漫画で嬉しいですね。

今回間違いなく描いているであろう実体験は森ファン(?)なら間違いなくわかるでしょう。

先生本人の飛び降り自殺未遂です。
 
森:そうですね。ユウのように屋上に行って、飛び降りようと思ったんです。明け方に六本木の雑居ビルの屋上に登ってね。前の晩に最悪なことをして、酔っぱらってそこにいるわけです。もう、これ以上こんなこと続けていたくないって感じだった。結局、まんがと同じように、怖くて死にきれなかったんですけど(苦笑)。
http://manganohi.jp/interview/11/4980.html
 
↑これね。


感想ですけど、今のところは何ともいえません。
とにかくいえるのは、主人公の彼もまたユウと同じ道を歩んでいること。
それは「とりあえず、死ぬのは恐いから生きる」。
ユウはここから曲がりなりにも社会に立ち向かうんですけど、彼はどうなんだろう。

てか、考え方によってはかなりキツいですよね。
死んで楽になるのをやめはしたが、周囲と断絶された孤島で多数の同世代と同居でしょ。
彼みたいなユルくて引きこもりっぽいキャラには一番暮らしにくい気がする。

とにかく今のところは毎回楽しみな漫画がこの『自殺島』になりそう。
とりあえず、あの曖昧なエンドはもうやめてね(笑)。
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ホリラン終了後の森恒二先生の新作。
タイトルものその名は…

『自殺島』…

…自殺島て!!!!!!
もうこのひとだいすき。

******

そのころ実写版ユウはリアルにホリランしていたというね…
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1191093.html

考えられる理由
①日本人全体がノンポリ風味
②日本人全体がひきこもり
③ヲタの自己主張が過剰

ってことなんじゃないでしょうか。もっとマトモな理由はいろいろあるのかもしれませんがやっぱり恥であることにかわりはないわけで。

wikipedia を初めて見たとき驚いたのは「百科事典として使えない」ことでしょう。歴史上の偉人、重要人物よりも、芸能人なり架空の人物なりのほうがデータが膨大なところが。
個人的には、「若槻千夏の項目を偶然見たらそのスクロールバーの短さに心底驚愕した」のが始まりかな。

wikipedia がオタクのオレ定義の主張合戦になっている、ということを考えていた身としては裏づけがとれて嬉しいんですが。
(オタク以外はあまり wikipedia をあまり重要視していないという背景があるかもしれませんが)

とくにキャラクター全体を別項目にしたり、そのキャラのストーリー全部書き込む必要はないわけであらゆるオタクはネット弁慶ってこと? 日本ってこええなぁ。
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